ステファン・エル・シャーラウィ【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグ(CSL)の上海申花は、ローマに所属していたイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィの加入が決定したことを8日にクラブ公式サイトで発表した。
エル・シャーラウィは8日に上海に到着する予定とのこと。取引の詳細は明らかにされていないが、イタリアメディアでは移籍金がボーナス含めて1800万ユーロ(約21億9000万円)、エル・シャーラウィの報酬が3年総額4000万ユーロ(約48億7000万円)と事前報道で伝えられていた。
エジプトとイタリアのハーフである26歳のエル・シャーラウィはジェノアでプロデビューし、2011年にミランに加入。2012/13シーズンにはセリエAで16ゴールを挙げる活躍をみせた。その後、モナコへのレンタルを経て2016年にローマに加入し、3年間で公式戦139試合に出場し40ゴールを挙げていた。
上海申花はまた、韓国の全北現代から韓国代表FWキム・シンウクの加入が決定したことも発表している。196cmの長身FWである31歳のキム・シンウクは、2017年のEAFF E-1サッカー選手権の日本戦で2ゴールを挙げたほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもたびたび日本勢の脅威となっている。
過去2シーズンは予選含めACLにも出場していた上海申花だが、今季はCSLで降格圏間際の14位と苦戦中。今月3日にはスペインのキケ・サンチェス・フローレス前監督が辞任し、全北現代や韓国代表の元監督であるチェ・ガンヒ氏が新監督に就任している。
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