インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルはFWマウロ・イカルディらに対し戦力外通告をしたようだ。
ジュゼッペ・マロッタSD(スポーツディレクター)は7日付けの伊メディア『スカイスポーツ』で「マウロとラジャ(・ナインゴラン)の2選手は我々のプランの一部ではない事を既に知っている」と両選手に戦力とみなしていない旨を告げたことを明らかにした。
戦力外の理由についての言及はなかったが、両選手は昨季ピッチ外で問題行動を起こしていた。イカルディは今年2月にキャプテンをはく奪された事に怒り、その後の試合でメンバーに入っていたにも関わらず招集を拒否、これによりクラブとの関係が悪化していた。一方のナインゴランも昨年12月にクラブの規律を破ったとして、一時的にサッカー活動に関わる全てから外されていた。
「我々のプロジェクトを進めるにあたり、選手は重要な役割を果たさなければならない」と語るマロッタSD。インテルは今季から監督に就任したアントニオ・コンテ氏の下で新しいスタートを切るにあたり、チームに騒動をもたらしていた選手の整理を決断したようだ。
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