上海上港のエウケソン【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグ(CSL)の上海上港に所属するブラジル人FWエウケソンは、古巣である広州恒大へ復帰することが確実となったようだ。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えている。
エウケソンは広州恒大への復帰が決まったと数日前に中国メディアで報じられていた。6日に行われたCSL第16節の上海申花とのダービーマッチでは、エウケソンはホームのサポーターに別れの挨拶を行い、退団を明確にしたとのことだ。
ベンチスタートだったエウケソンは84分からの交代でこの試合に出場。終了間際にはPKでラストゴールを決めるチャンスもあったが失敗に終わった。
FWフッキやMFオスカルも所属する上海上港は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で浦和レッズと対戦する。一方、エウケソンの復帰が見込まれる広州恒大は鹿島アントラーズとの対戦が予定されている。
エウケソンは2013年に広州恒大に加入。2度のCSL得点王や2度のACL優勝などの活躍を残し、2016年に上海上港へ移籍した。ACLでは日本勢ともたびたび対戦してゴールを奪っているが、今季の準々決勝では浦和ではなく鹿島と戦うことになりそうだ。
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