ネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、同クラブに所属するブラジル代表FWネイマールの移籍をレアル・マドリーに持ちかけたが、現時点でマドリー側は関心を示していないという。スペイン紙『マルカ』が6日付で伝えている。
2017年夏にバルセロナからPSGへ移籍したネイマールだが、スペインへの復帰の可能性が根強く噂され続けている。ここ最近はMFフィリッペ・コウチーニョとのトレードなども含めたバルサへの復帰が盛んに取りざたされていた。
だがスペイン紙によれば、PSGとバルサとの間でネイマールの復帰交渉がまとまる可能性は低いという。2年前のネイマール移籍も含めた過去の因縁から、両クラブの関係は思わしくないとされている。
一方でPSGとマドリーは良好な関係にあり、ネイマールの放出を望むPSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、2度にわたってマドリーに移籍の話を持ちかけたとのこと。だがマドリー側にネイマール獲得の意思はないとみられている。
マドリーはFWの補強を優先的には考えてはおらず、逆にガレス・ベイルなど前線の選手の放出を画策している状況とみられる。ベイルの放出が決まればプラン変更もあり得るが、現時点ではネイマールのマドリー移籍はないと伝えられている。
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