パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが移籍を望んでいるとしつつ、再獲得は困難だという見通しを示した。5日の会見でのコメントをスペイン紙『アス』などが伝えている。
ネイマールは2017年夏にバルサを離れ、サッカー界の史上最高額である2億2200万ユーロ(約270億円)でPSGへ移籍。だがバルサへの復帰の可能性がたびたび取りざたされ、MFフィリッペ・コウチーニョとのトレードなども噂となっていた。
バルトメウ会長は、バルサがネイマールの再獲得を望んでいるかどうかについては明言を避けつつ、「ネイマールがPSGから出て行きたがっていることは知っている」とコメント。その上で「PSGが退団を望んでいないことも知っている」と続けている。
ネイマールの復帰が実現せずとも、バルサにはそれ以上の選手がいるとも主張。FWウスマン・デンベレについて、「若くて才能があり、サッカー界にいないタイプだ。私はネイマール以上だと考えている」と評した。
一方、ユベントスとの争奪戦が話題となっているアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフトについては「デリフトがどこでプレーするのかは知っていると以前にも言った。今でも知っているが、それ以上は言えない」と会長は話している。
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