ジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
1年ぶりにユベントスに復帰することが決定した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、背番号「1」やキャプテン就任を打診されながらも断ったことを明かしている。クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えた。
ブッフォンは昨年夏、17年間過ごしたユーベを退団してパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。だがPSGとの1年契約が満了して退団したあと、今月4日にはユーベに復帰することが発表された。
ブッフォンはユーベで17年間にわたって背番号1を着用し、2012年から6年間はキャプテンも務めていた。ブッフォンが退団した昨季からはGKヴォイチェフ・シュチェスニーが1番を、DFジョルジョ・キエッリーニがキャプテンを引き継いでいる。
両者は復帰するブッフォンに背番号とキャプテンマークを返すことを提案したが、ブッフォンはそれを辞退したとのことだ。また、控えGKとしてシュチェスニーのバックアップを務める姿勢も明確にした。
「レギュラーGKはテク(シュチェスニー)、キャプテンはジョルジョだ。2人が背番号1とキャプテンマークを譲ろうとしてくれたことには感謝したい」とブッフォンはコメントしている。
新たな背番号は、パルマでも使用したことのある「77」を選んだ。「僕の歴史の一部でもある番号だ。パルマで幸運をもたらしてくれたから気に入っている」と説明している。
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