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ドイツ・フランス主要クラブシーズン査定。世代交代には成功? CLでは振るわず【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ボルシア・ドルトムント

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序盤は首位を走っていたが、2位に終わったボルシア・ドルトムント【写真:Getty Images】

全体評価:B
リーグ戦成績:2位 勝ち点76(23勝4敗7分)
UEFAチャンピオンズリーグ成績:ベスト16

 ペーター・シュテーガー前監督の後任としてルシアン・ファブレが監督に就任したドルトムント。開幕戦から15戦負けなしで、序盤は首位を走っていたドルトムントだが、終盤に失速し、バイエルン・ミュンヘンに優勝を譲る形となった。

 それでも、マヌエル・アカンジと新加入のアブドゥ・ディアロがCBに定着し、レアル・マドリーから期限付き移籍で加入した20歳のDFアクラフ・ハキミも両SBを主戦場に公式戦3得点7アシストの活躍。19歳のジェイドン・サンチョが12得点17アシストの大活躍を見せるなど、若手の台頭が目立ったシーズンだった。

 さらに、マルコ・ロイスは今季から主将に就任すると、27試合に出場して17得点11アシストの活躍。近年は怪我に苦しむ時間が長かったが、今季は大活躍のシーズンとなった。

 ユルゲン・クロップ、トーマス・トゥヘルの下でタイトルを獲得していたころの主力選手たちが30代に差し掛かり、一部はビッグクラブへと移籍したドルトムントは、バイエルンと同様に世代交代を遂行したシーズンとなった。惜しくも優勝は逃したものの、今季の結果は決して悪くないシーズンだったのではないだろうか。

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