アルゼンチン代表【写真:Getty Images】
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は、コパ・アメリカ2019(南米選手権)準決勝での審判団の判定を不服とし、南米サッカー連盟(CONMEBOL)に抗議文を提出したことを3日に表明した。
アルゼンチン代表は現地時間2日に行われた準決勝で開催国であるブラジル代表と対戦し、0-2で敗れる結果に終わった。試合後にはエースのFWリオネル・メッシも判定への不満を表し、際どい場面でVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が使用されなかったと主張していた。
AFAのクラウディオ・タピア会長はCONMEBOLに提出した書面の中で、「アルゼンチン代表は試合を通して、ロディ・サンブラーノ主審を中心とする審判団により明らかに損害を被った」と主張している。
特に「間違いなく最終結果を変えていたであろう2つの場面でVARが用いられなかった」とタピア会長。ブラジルの2点目のゴールの起点となったプレーでFWセルヒオ・アグエロが倒された可能性があることなどを指しているとみられる。
AFAはまた、ツイッターの公式アカウントで「我々も皆さんと同じものを見た」とメッセージを投稿。判定に不満を唱えるファンと同意見である姿勢を示している。
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