イングランド女子代表対アメリカ女子代表【写真:Getty Images】
【イングランド女子代表 1-2 アメリカ女子代表 FIFA女子ワールドカップ準決勝】
FIFA女子ワールドカップ準決勝、イングランド女子代表対アメリカ女子代表が現地時間2日に行われた。試合は2-1でアメリカが勝利を収めた。
立ち上がりから優位に試合を進めるアメリカは10分、右サイドからのセンタリングにファーサイドでプレスが頭で合わせ先制する。リードを許したイングランドだったがその9分後に左サイドからの折り返しをゴール中央でホワイトが右足で合わせすぐさま同点に追いつく。
その後は両チームともチャンスを作れなかったが、31分に左サイドからのアーリークロスにモーガンが頭で合わせアメリカが勝ち越しに成功しハーフタイムへ。
後半は中盤での攻防が続くなかで迎えた67分、スコットのスルーパスをDFラインの裏で受けたホワイトがGKの動きを冷静に見極めゴール左隅に流し込むも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の検証結果の末、オフサイドと判定されイングランドの得点は取り消される。
決勝進出のためには得点が欲しいイングランドはその後も攻め続け79分には決定的なチャンスを迎えるもホワイトがアメリカDFにブロックされシュートしきれず。しかしVARの判定はファール、PKを獲得したイングランドだったがホートンのシュートはGKに止められ絶好の同点のチャンスを逃してしまう。
その後86分にはイングランドのブライトが退場となり勝負あり、アメリカが5度目の決勝進出を果たした。
【得点者】
10分 0-1 プレス(アメリカ)
19分 1-1 ホワイト(イングランド)
31分 1-2 モーガン(アメリカ)
【了】