イケル・カシージャス【写真:Getty Images】
5月に心臓発作を起こし、そのまま現役を引退する可能性もあるとみられていた元スペイン代表GKイケル・カシージャスだが、新シーズンのプレー再開に向けて始動しようとしている。ポルトガル『オ・ジョーゴ』などが伝えた。
現在38歳のカシージャスはレアル・マドリーで長年にわたって活躍したあと、2015年からポルトでプレーしている。だが今年5月1日には練習中に心臓発作を起こして倒れ、入院を余儀なくされた。
幸い大事には至らなかったが、カシージャスは「今後数週間から数ヶ月は安静にする」とコメント。引退の可能性については「その時が来たら自分で発表する」とひとまず否定していた。
それでも復帰が可能であるかどうかを危ぶむ見方は消えず、ポルトは代役としてレアル・マドリーのGKケイラー・ナバスや、パリ・サンジェルマンを退団したGKジャンルイジ・ブッフォンなどを獲得する可能性も噂されていた。
だが新シーズンに向けたポルトの練習開始日である1日、カシージャスは他の選手らとともに集合時間に練習場に姿を見せた。2019/20シーズンもポルトでプレーを続行することになるのだろうか。
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