ヴェスレイ・スナイデル【写真:Getty Images】
カタールのアル・ガラファに所属する元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルが、酔っ払って他人の車の屋根の上に登って暴れ、逮捕されたという。オランダ紙『アルゲメン・ダグブラド』などが伝えている。
事件が起きたのは先週月曜日の午前4時頃。スナイデルの故郷であるオランダのユトレヒトで、駐車してあった住民の乗用車の屋根の上に乗り、車体を踏みつけるなどしていた男が警察に逮捕された。
その後、逮捕されたのはスナイデルであることが明らかになったとのことだ。その場面が撮影された動画も出回り、スナイデルだとされる白いシャツの男が車の上に乗っている様子が捉えられている。
オランダ紙は車の持ち主であるという老夫婦を取材。夫婦は事件の数日後に、逮捕されたのがスナイデルであったことを警察から伝えられたという。だが本人と代理人がその事実を否定していることも聞き、「怒っている。酔っ払うのは構わないが他人に迷惑をかけるべきではない。ただ謝って花でも持ってきてくれれば良かったのに」とコメントしている。
車体には屋根が大きくへこむなどの損傷が生じ、メディアにより3000ユーロ(約37万円)あるいは6000ユーロ(約74万円)とされる損害賠償金が支払われたとのことだ。「車は10年前に買ったもので新しくはないが、私たちにとってはすごく大事なもの」と持ち主の夫婦は話している。スナイデルは賠償金を支払ったあと釈放されたと伝えられている。
現在35歳のスナイデルはオランダ代表の歴代最多キャップ保持者でもあり、アヤックスやレアル・マドリー、インテル、ガラタサライなどで活躍してきた。2018年からはカタールでプレーしている。
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