仲間に慰められるルイス・スアレス【写真:Getty Images】
ウルグアイ代表は現地時間29日、コパ・アメリカ2019(南米選手権)準々決勝でペルー代表にPK戦で破れて敗退した。FWルイス・スアレスが涙を流してピッチを去ったことをアルゼンチン『ナシオン』など複数メディアが取り上げている。
ウルグアイが押し込んだこのゲーム。スアレスは73分に左からのクロスに合わせてゴールネットを揺らしたが、VARでオフサイドが確認されて得点は認められなかった。
その後、試合はPK戦に突入。1人目のキッカーであるスアレスが失敗すると、ウルグアイはその後全員が成功したものの、ペルーは1人も失敗せず、ウルグアイが敗退している。この一戦で唯一PKを失敗したスアレスは、ピッチ上で涙を流し、自らのユニフォームでそれを拭った。
『ナシオン』は、スアレスが自身のスタイルどおりのプレーをし、VARで認められなかったもののほか、前半にもチャンスがあったと指摘。自分の役割をこなしていたと記した。ただ、PK失敗で敗退の一因となり涙を流す姿は、この試合のウルグアイの象徴的な光景だったとしている。
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