日本代表の冨安健洋【写真:Getty Images】
ベルギーのシント=トロイデン(STVV)からイタリアのボローニャへ移籍することが濃厚になったとみられている日本代表DF冨安健洋は、29日にイタリアに到着することが見込まれている。『トゥットボローニャウェブ』などイタリア複数メディアが伝えた。
STVVでレギュラーとして活躍し、日本代表としてアジアカップやコパ・アメリカにも出場した冨安。ボローニャへの移籍が合意に達したとみられ、28日に公式発表が行われるとの報道もあった。
28日中に発表が行われることはなかったが、冨安は29日にボローニャに到着する見通しだと伝えられている。メディカルチェックを行い、正式に契約を交わすことが見込まれる。
イタリアメディアは冨安の移籍金について650万ユーロ(約8億円)前後と伝えている。一方でベルギー『voetbalbelgie』は、冨安のボローニャ移籍が「正式決定」だとした上で、移籍金はSTVVのクラブ記録を更新する900万ユーロ(約11億円)だとしている。
昨年1月に長友佑都がインテルを離れたことで、セリエAには20年ぶりに日本人選手がいない状況となっていたが、来季は再びイタリアで日本のサムライがプレーすることになりそうだ。イタリアでプレーする日本人DFは長友に続いて2人目、CBの選手では初となる。
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