アントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーを退団することが決定しているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、バルセロナへの移籍に向けて前進したとみられている。フランス紙『レキップ』が伝えた。
アトレティコのエースとして活躍してきたグリーズマンは、2018/19シーズン限りでの退団を先月14日に発表。当初からバルサへの移籍が濃厚とみられていたが、それから1ヶ月半が経過してもまだ決定には至っていない。
アトレティコのヒル・マリンCEOは先日、グリーズマンはバルサへの移籍が決まっていると発言。だがバルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はその後「我々は彼と話したことがない」と合意を否定する言葉を発していた。
だが仏紙によれば、バルサとアトレティコの関係者は先週会談を行い、グリーズマンの移籍合意に向けて進展がみられたという。
アトレティコとグリーズマンの契約に設定されていた2億ユーロ(約246億円)の契約破棄料は、7月1日以降には1億2000万ユーロ(約147億円)に引き下げられる。両クラブはバルサの選手をトレードの形で取引に含めることも議論しているとみられ、ポルトガル代表DFネルソン・セメドがその候補だとされている。
バルサとグリーズマンとの契約は年俸1700万ユーロ(約20億9000万円)での5年契約となることが見込まれている。グリーズマンはバルサに加入するため現在のアトレティコでの年俸からの減額に応じる見通しだとのことだ。
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