チリ代表のアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】
【コロンビア 0-0(PK4-5) チリ コパ・アメリカ2019準々決勝】
コパ・アメリカ2019(南米選手権)準々決勝、コロンビア代表対チリ代表が現地時間28日に行われた。試合は0-0で90分間が終了し、PK戦の結果、チリが準決勝進出を決めている。
B組を3戦全勝の首位で通過したコロンビアと、日本と同じC組でウルグアイに次ぐ2位に入ったチリの対戦。大会2連覇中のチリは16分、アランギスがゴールネットを揺らして先制かと思われたが、それ以前のプレーでのオフサイドがVARで確認されて認められない。
その後、試合はこう着。どちらも自分たちの時間帯があったが、ゴールまでは奪えなかった。
再びゴールネットが揺れたのは71分。チリはペナルティエリア左からサンチェスが浮き球を中に入れると、マリパンに当たって後方に落ちたボールをビダルが決めた。だが、このシーンでもVAR。マリパンの落としが手に当たってたということで、こちらもゴールにはならない。
結局、90分で得点は生まれず、今大会2度目のPK戦に突入。互いに成功が続く中で最初に失敗したのは、先攻のコロンビア。5人目のテシージョが枠を外した。すると、チリは5人目のサンチェスが決めて勝負あり。
勝ち上がったチリは、7月3日に行われる準決勝でウルグアイ対ペルーの勝者と対戦する。
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