ラファエル・ベニテス【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルはラファエル・ベニテス監督との契約更新交渉をまとめることができず、同監督は退任する見通しとなった。その後任候補として、3名をリストアップしたようだ。英メディア『テレグラフ』などが現地時間の26日に報じた。
過去にレアル・マドリーやリバプールなども率いたベニテス監督は2016年3月にニューカッスル監督に就任。2部へ降格したチームをプレミアリーグに復帰させ、2017/18シーズンには10位、2018/19シーズンには13位でシーズンを終えている。
ニューカッスルは今季限りで契約が切れるベニテス監督と契約更新交渉を行っていた。だが合意には至らず、このまま同クラブを退任する見通しとなっている。ベニテス監督には中国スーパーリーグ(CSL)の大連一方から、現在の5倍となる年俸3000万ポンド(約41億円)という巨額のオファーが届いていると報じられている。
ニューカッスルは現在、後任候補を探している。後任候補には、元フランス代表でアーセナルやインテルなどで活躍したニースのパトリック・ヴィエラ監督、リバプールで活躍したレンジャーズのスティーブン・ジェラード監督、さらにエバートンやアーセナルで活躍し、マンチェスター・シティでコーチを務めるミケル・アルテタ氏が挙がっているという。
ジェラード監督はレンジャーズの監督を続行する意向であり、現実的ではない。ヴィエラ監督とアルテタ氏はクラブを出る意思はないが、ニューカッスルの条件次第では交渉に耳を傾ける可能性があると報じられている。
果たして、ニューカッスルはベニテスの後任を見つけることができるのだろうか。
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