オランダ女子代表対日本女子代表【写真:Getty Images】
【オランダ女子代表 2-1 日本女子代表 FIFA女子ワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
FIFA女子ワールドカップ・グループD組第3節、オランダ女子代表対日本女子代表(なでしこジャパン)の試合が現地時間25日に行われた。なでしこジャパンは1-2で敗れた。
序盤からオランダに攻め込まれる場面を多く作られるなでしこジャパンは17分にコーナーキックからマーテンズに先制点を許す。失点直後のなでしこジャパンも19分、岩淵のパスを受けた菅澤がペナルティーエリアでシュートを打つもボールはポストに当たりゴールならず。
その後はなかなか攻撃の糸口を見いだせないなでしこジャパンだったが、43分にゴール正面でボールを受けた岩淵のスルーパスを受けた長谷川が飛び出してきたGKよりも先にシュート、これが決まり同点に追いつく。
エンドが変わるとテンポよくパスを回すなでしこジャパンが主導権を握る。すると71分に決定的なチャンスが訪れる。岩淵のパスをペナルティーボックスで受けた長谷川がDFに囲まれながらも右足を振りぬくもボールは惜しくもポスト右に外れる。
その後、79分には杉田が左足で打ったシュートがバーに当たり80分には途中出場の籾木がペナルティーエリア内でシュートするもGKの好セーブに得点を挙げる事が出来ない。
一方、これまでピンチを作らせなかったなでしこジャパンだったが、90分にオランダ選手の打ったシュートがペナルティーエリア内で熊谷の手に当たり主審はPKの判定を下す。これをマーテンズが冷静に決め勝ち越しに成功する。
結局これが決勝点となりなでしこジャパンはベスト16で姿を消す事になった。
【得点者】
17分 1-0 マーテンズ(オランダ)
43分 1-1 長谷川(日本)
90分 2-1 マーテンズ(オランダ)
【了】