久保建英【写真:田中伸弥】
コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループC組第3節、日本代表対エクアドル代表の試合が現地時間24日に行われた。18歳の日本代表FW久保建英は先発出場を果たし、後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定によりヒーローになれず。
代表初招集の久保は6月4日に18歳の誕生日を迎えた。そして、6月9日のエルサルバドル戦で代表デビュー。6月18日のチリ戦ではフル出場を果たし、2人抜きからシュートを放つなどして印象に残るプレーをしていた。
6月21日のウルグアイ戦はベンチスタートとなったものの、今回のエクアドル戦では先発出場を果たしている。試合開始して15分、中島翔哉がDF裏に通したボールに岡崎慎司が走り込む。先にエクアドルのGKアレクサンデル・ドミンゲスが触って弾き出すが、再び中島がボールを拾ってシュートをゴールに突き刺した。しかし、一度はオフサイドの判定により取り消しに。それでも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって判定が覆り、日本の先制点が認められる。
だが35分、こぼれ球をエクアドルのアンヘル・メナに押し込まれ同点に追いつかれてしまう。それでも久保が後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らした。しかし、オフサイドの判定によりゴールは認められず。得点なら、18歳と21日での代表初ゴールだった。結局、試合は1-1の引き分けに終わり、日本は決勝トーナメント進出を逃している。
【了】