マリオ・エルモソ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーはエスパニョールからスペイン代表DFマリオ・エルモソを獲得する事で合意に達したようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙ではアトレティコが今季エスパニョールで32試合に出場したエルモソの獲得に成功したと伝えている。なおエルモソには4000万ユーロ(約48億8000万円)の移籍解除金が設定されているが、アトレティコは2000万ユーロ(約24億4000万円)に値下げを要求している模様だ。
23歳のエルモソは10歳からレアル・マドリーの下部組織に所属。Bチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでプレーしたあと、2017年にエスパニョールへ完全移籍した。エスパニョールではレギュラーとして活躍し、昨年11月にはスペイン代表デビューも飾っている。なお、エルモソがエスパニョールから他クラブに移籍した場合にはマドリーも移籍金50%を受け取る事が出来る契約を結んでいるようだ。
アトレティコはリュカ・ヘルナンデスをバイエルン・ミュンヘンに、ディエゴ・ゴティンも今季限りでの退団が決まっている。一方でポルトからフェリペを獲得、下部組織からフランシスコ・モンテーロをトップチームに昇格させた。なお今回エルモソの獲得が決定的になった事で、守備面の補強は終了した模様だ。
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