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“サボり”疑惑で中国クラブと関係悪化のベルギー代表FW。それでも欧州復帰は叶わず…?

text by 編集部 photo by Getty Images

ヤニック・カラスコ
ヤニック・カラスコ【写真:Getty Images】

 ベルギー代表FWヤニック・カラスコのヨーロッパ復帰は難しいようだ。同選手の代理人がベルギー『Het Laatste Nieuws』にコメントを残した。

 2018年2月から中国の大連一方に所属している25歳のカラスコは、ヨーロッパ復帰を画策している。そんな中、同選手は今月、代表招集でクラブを離れたあと、中国帰国が遅れて練習を欠席、試合も欠場していた。

 これを受けてチームメートからは非難の声があがり、クラブからは罰金などの処分を科されている。

 ヨーロッパ復帰を目指すカラスコの強硬手段ではないかという声も出る中、選手本人は、「何人かのクラブの首脳陣とチームメートの反応は理解できない。会長やクラブのために、僕はプレーがしたい。ただ、残念なことに、スタッフは異なる決断をした」とツイート。不満を口にし、「問題を解決しなければいけない」と記していた。

 カラスコにはアーセナルが強い関心を示している。同選手の代理人は、「彼と契約したいクラブがあり、あるクラブは正式にオファーをした」と明かした。ただ、「大連は彼が売りに出されていないと答えた」とのことで、現時点でヨーロッパ復帰は難しい様子だ。

 ドイツからはバイエルン・ミュンヘンも興味を示していると言われているカラスコ。クラブとの関係が悪化しても、大連一方はカラスコを手放さないのだろうか。

【了】

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