アヤックスのマタイス・デリフト【写真:Getty Images】
アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフトは、ユベントスへの移籍に迫りつつあるようだ。オランダ紙『アルゲメン・ダグブラド』が24日付で現状を伝えている。
19歳にして名門アヤックスの主将として活躍し、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなどからの関心が噂されてきたデリフト。だがここ数日、ユーベがそのデリフトの争奪戦に勝利する見通しになったと各国メディアで報じられている。
オランダ紙によれば、デリフトのユーベへの移籍は「90%完了している」状況だという。子供の頃からの憧れの存在でもあったFWクリスティアーノ・ロナウドから誘いを受け、同じクラブで練習できることもデリフトの決断に大きく影響したとみられている。
ユーベからの誘いは金銭面でも魅力的であり、1400万ユーロ(約17億円)という巨額の年俸が提示されているとも伝えられている。C・ロナウドに次いでユーベおよびセリエAで2位の高給取りとなり、アヤックスでチームメートだったMFフレンキー・デヨングが移籍先のバルセロナで受け取る年俸の3倍となる金額だという。
移籍金は7000万ユーロ(約85億6000万円)前後となる見込み。23日時点ではユーベからの正式オファーは提示されていないものの、アヤックスとの間での交渉は短時間で合意に達することが見込まれ、デリフト自身もバカンスを終え次第決断を下すことになるとの見通しが述べられている。
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