サン・シーロ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのミランとインテルが本拠地であるサン・シーロを解体し、新スタジアムの共同建設で合意に達したようだ。建設費は6億3000万ポンド(約861億円)の見込みになるという。英メディア『サン』などが現地時間の23日に報じた。
サン・シーロは1926年に完成し、1947年からミランとインテルが共同でホームスタジアムとして使用している。以前から解体されるという報道がされていていた。
伊メディア『フットボール・イタリア』によると、両クラブはサン・シーロの解体と新スタジアムの建設で合意に達したようだ。新スタジアムの建設費用は6億3000万ポンド(約861億円)で、2022/23シーズンまでには完成させる意向であるという。
また、新スタジアムの収容人数は現在の7万8000人から6万人に減る。この新スタジアムのモデルとなるのは、アメリカNFLのニューヨーク・ジェッツとニューヨーク・ジャイアンツが本拠地とするメットライフ・スタジアムであるという。
サン・シーロは100年近い歴史に幕を閉じることになる。
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