ホセ・アントニオ・レジェス氏【写真:Getty Images】
今月1日に交通事故で死去した元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェス氏の息子が、父親の古巣でもあるレアル・マドリーの下部組織に入団することが決定した。自身のSNSで22日に明らかにしている。
アーセナルやアトレティコ・マドリー、セビージャなどで活躍したレジェス氏は、今月1日に故郷のウレトラで交通事故を起こし、同乗していた甥とともに命を落とした。35歳でのあまりにも早すぎる死去に、スペインと世界のサッカー界は悲しみに包まれた。
その息子である同名のホセ・アントニオ・レジェスは現在11歳。レガネスの下部組織でプレーしていたが、来季からのレアル・マドリー加入が父親の事故死前に確定していたと報じられていた。22日には本人が契約にサインをする写真をSNS投稿し、正式決定を報告した。
「レアル・マドリーでの新たな時期をスタートさせることをとても嬉しく、誇らしく思っている。僕を支えて信じてくれた全ての人たち、特に家族に感謝している」とレジェス・ジュニアはコメント。投稿に対しては、父親の元チームメートだったセスク・ファブレガスなどからも応援のメッセージが寄せられている。
父親のレジェスは2006/07シーズンにアーセナルからのレンタルでレアル・マドリーに加入し、1年間のみプレー。シーズン最終節では交代出場から2ゴールを挙げてチームをリーグ優勝に導くなどの活躍をみせた。
【了】