岡崎慎司【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2019(南米選手権)に出場している日本代表は22日、グループステージ最終節のエクアドル戦に向けてトレーニングを行った。FW岡崎慎司が意気込みを語っている。
日本代表は2013年、ブラジルで開催されたコンフェデレーションズカップに出場。グループステージで敗退したが、岡崎はイタリア戦とメキシコ戦でゴールを挙げ、大会後にシュトゥットガルトからマインツへ移籍した。
岡崎はコンフェデレーションズカップが「マインツへ移籍する一つのきっかけになった大会」と語り、「そういう意味では自分の中で印象に残っている」とコメント。「僕だけじゃなく、若い奴らもそのきっかけになるような大会だと思うし、1つでも勝って次のステージに行く意味では良い舞台が用意されている」と述べた。
エクアドル戦に向けて岡崎慎司は、「僕からしたら、気をつけることなんて全然なくて。むしろ、なんて言うんですかね、失うものがない選手ばかりだと思うし、このチームは物怖じしない選手が多いというか。普段結構静かなのに、プレーは結構大胆なやつが多いんで」と話し、後半のメンタリティーを頼もしく思っているようだ。
コパ・アメリカは、もちろん南米の選手たちにとってより特別な大会だ。そういった意味で日本代表は「南米の選手たちみたいなプレッシャーはないだろうし、僕らはそれをいかせる試合になるんじゃないかなと思います」と岡崎は語った。
グループステージ最終節は、勝てば決勝トーナメント進出に近づくことができる。昨年のワールドカップにおける「ポーランド戦と比べると、もう今は自分たちは出し切るだけという、すごくシンプルな状況で戦いやすい」と岡崎。チームとして全てを出し切って、1つでも上の舞台へ進むつもりだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】