バレンシアのイ・ガンイン【写真:Getty Images】
U-20韓国代表アシスタントコーチのゴン・オギュン氏は、今年行われたFIFA U-20ワールドカップの大会MVPにも選ばれたMFイ・ガンインについて、日本代表MF久保建英よりも優れた選手だと主張している。韓国『聯合ニュース』など複数メディアが伝えた。
18歳のイ・ガンインはスペインのバレンシア下部組織で育ち、昨年にはトップチームに昇格してデビュー。5月から6月にかけてポーランドで行われたU-20ワールドカップでは2ゴール4アシストを記録するなどの活躍でチームの準優勝に大きく貢献し、大会MVPにあたるゴールデンボールを受賞した。
「久保を2年前に直接見た時には、本当に良い選手だと思った」とゴン・オギュン氏は、15歳で2017年U-20ワールドカップに出場した頃の久保について振り返る。だが今年の大会でのイ・ガンインはそれ以上だったという考えを述べている。
「今回の大会の前にガンインを見たことはなく、久保の方が良い選手だと考えていた。だが大会が進むにつれて、ガンインの方が良い選手だと考えるようになった。驚かされたよ。彼は考えていた以上に良いプレーをしてくれた」とゴン氏は20日の会見で語った。
久保はレアル・マドリーのBチームであるレアル・マドリー・カスティージャへ移籍することが先日発表された。トップチームに昇格することができれば、日本と韓国の次世代のスターがリーガの舞台で激突する可能性もあるかもしれない。
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