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日本代表、決勝T進出なるか? エクアドルとの最終節で条件は…【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表
日本代表【写真:Getty Images】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループステージC組第2節のウルグアイ代表対日本代表戦が現地時間20日に行われ、2-2のドローに終わった。日本は2試合を終えて1分け1敗で勝ち点1を獲得している。

 日本は25分に三好康児のゴールで先制。32分にルイス・スアレスのPKで追いつかれたが、59分には再び三好が決めて勝ち越した。66分にはCKからホセ・ヒメネスがヘディングで決めて再び同点とし、勝ち点1を分け合う結果となった。

 同じグループの第2節のもう1試合、エクアドル対チリ戦は現地時間21日に行われる。最終節でエクアドルと対戦する日本代表の決勝トーナメント進出の見通しは、そのエクアドル対チリ戦の結果によっても変化するが、基本的には最終節の試合に勝利することが必要な状況となった。

 決勝トーナメントに進むことができるのは各グループの上位2チームと、3グループの3位チームのうち成績上位の2チーム。日本は最終節でエクアドルに敗れた場合には、他の結果にかかわらずグループ最下位で敗退となる。

 日本とエクアドルが引き分けた場合は、エクアドルが21日の試合でチリに勝っていなければ日本がグループ3位となる可能性が高い。だが勝ち点2、得失点差マイナス4となる日本は他グループの3位チームに対して非常に分が悪い。グループAの3位チームは勝ち点3以上となることが確定済み。グループBのカタール対アルゼンチン戦でどちらかが勝利した上で、パラグアイがコロンビアに5点差以上で大敗しない限りは、この展開で日本が勝ち上がることはできない。

 日本がエクアドルに勝って勝ち点を4に伸ばしたとしても、チリとウルグアイに対して得失点差で大きく劣るため、グループ2位以内に入るのは容易ではない。チリがエクアドルとウルグアイに敗れて勝ち点3止まりとなるか、日本が大勝する、チリまたはウルグアイが大敗するなどの条件が必要となる。

 だが、勝ち点4を獲得できれば3位となっても他グループの3位チームの成績を上回る可能性は十分に出てくる。例外的な場合を抜きにすれば、基本的にはエクアドルに勝てば(ほぼ)グループ突破、引き分け以下なら(ほぼ)敗退となりそうだ。

【了】

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