ユベントスの指揮を執る事が決まっているマウリツィオ・サッリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスのマウリツィオ・サッリ新監督が現地時間20日に就任会見を開き意気込みを語った。
昨季チェルシーで監督を務めていたサッリ監督は2017/18シーズンでナポリを率いて以来2季ぶりにセリエAに戻って来た。そんな60歳の指揮官はユベントスについて「イタリアで最も素晴らしいチームだ。自分自身のキャリアにとって大きな一歩だ」と感想を述べた。
チームの大黒柱であるクリスティアーノ・ロナウドには特別な役割を求めているようで「ロナウドを指導できることはとてもファンタスティックだ。彼はきっとゴール記録を作ってくれるだろう」と大きな期待を寄せている。
マッシミリアーノ・アッレグリ前監督ではなかなか出番のなかったパウロ・ディバラやドグラス・コスタに関してサッリ監督は「パウロやドグラスのような違いを作れる選手はチームにとって必要だ」と来季の戦力として考えているようだ。一方で今季はチェルシーでプレーし来季ユベントス復帰か決まっているゴンサロ・イグアインに関しては「彼の決断を尊重する」と語るにとどまった。
1996年以来のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を「とても難しいが、一番の目標」と語るサッリ監督。国内リーグ8連覇と圧倒的な強さを見せるユベントスがサッリ新監督の下で更なる進化を見せてくれるのだろうか。
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