マルコス・ジョレンテ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは20日、レアル・マドリーからMFマルコス・ジョレンテの獲得を公式ホームページで発表した。契約期間は2024年まで。
なお移籍金は発表されていないが、スペイン紙『アス』では4000万ユーロ(約48億4000万円)と報じている。アトレティコはMFロドリゴ・エルナンデスが同クラブを退団しマンチェスター・シティへの移籍が決定的になっている事もあり中盤の選手の補強を必要としていた。
マドリー下部組織出身のジョレンテは2015年にトップチームデビューを果たす。その後アラベスにレンタル移籍を果たすも、2017年に再びマドリーに復帰する。今季は選手層の厚いチームのなかでなかなか出場機会を得る事が出来ず、公式戦16試合の出場にとどまった。
アトレティコとマドリーはマドリードに本拠地を持ちライバル関係にある。それ故、両クラブ間での移籍はDFテオ・ヘルナンデス(アトレティコからマドリー)、MFホセ・マヌエル・フラド(マドリーからアトレティコ)などこれまで数例しかなく禁断の移籍とも言われている。果たしてジョレンテが来季マドリー戦でプレーする事になった場合、マドリーサポーターはどのような反応を示すのだろうか。
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