【日本 0-4 チリ コパ・アメリカ2019】
日本代表は現地時間17日、コパ・アメリカ2019(南米選手権)・グループリーグC組第1節でチリ代表と対戦し、0-4で敗れた。
14日にレアル・マドリーのBチームにあたる、レアル・マドリー・カスティージャへの移籍が発表された久保建英は、この試合に先発。4-2-3-1のトップ下として、フル出場を果たしている。
前半の日本はボール支配率が42%と、ボールを持てない時間が続いた。久保はカウンターから積極的に敵陣へと攻めるも、なかなかチャンスは作れず。
それでも65分には、左サイドにいた中山雄太からハーフスペースでボールを受けると、アルトゥール・ビダルとガリー・メデルの間の狭いスペースを細かいタッチでかわす。しかし、左足で放ったシュートは、惜しくもサイドネットに直撃した。
この日の見せ場は少なく、シュートは枠外への2本のみ。サッカーデータベースサイト『Whoscored.com』によると、久保がドリブル以外でボールを奪われた回数はチームトップの6回にのぼった。
今季のJリーグでの活躍が圧倒的で、代表デビューとなったエルサルバドル戦でも印象に残るプレーを披露していただけに、この日の久保には少しの物足りなさを感じた。
日本代表はこの後、現地時間20日にウルグアイ戦、24日にエクアドル戦を戦う。ウルグアイはもちろん、日本代表のメンバー構成を考えると、エクアドルも格上と言えるだろう。
格上相手に、チリ戦を経験した久保がどのようなプレーを見せるのか。メガクラブへの移籍が決まった久保は、日本だけでなく海外からの注目も集めている。
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