日本代表初先発を飾った久保建英【写真:田中伸弥】
【日本 0-1 チリ コパ・アメリカ2019 C組第1節】
コパ・アメリカ2019のグループC第1節が現地17日に行われている。日本代表はチリ代表と激突し、前半を0-1で終えた。
日本の先発はGKに大迫敬介、DFに右から原輝綺、植田直通、冨安健洋、杉岡大暉、MFの中央に柴崎岳と中山雄太、右サイドに前田大然、左サイドに中島翔哉、そして上田綺世と久保建英、ともにA代表初先発の2人が2トップを組んだ。
東京五輪世代の基本システムだった3-4-2-1ではなく4-4-2で臨んだ日本に対し、チリは予想通りの4-3-3で対抗。負傷の影響が心配されたアレクシス・サンチェスも先発に名を連ね、アルトゥーロ・ビダルやガリー・メデルらおなじみのメンバーが揃った。
日本は序盤の12分に中島が蹴った左コーナーキックに植田が頭で合わせるなど、強豪チリ相手にいくつもチャンスを作ったが無得点。守備陣もインテンシティの高い相手に粘り強く対応し、前半終盤までノーゴールに抑える。
しかし41分、コーナーキックを得たチリはシャルレス・アランギスの蹴ったボールに、ファーサイドでエリック・プルガルが合わせる。長身MFのヘディングシュートがゴールネットに突き刺さり、チリに先制を許してしまった。
その後はスコア動かず。44分に日本は高い位置でボールを奪い、柴崎のスルーパスに抜け出した上田がゴール右から狙うもシュートはサイドネット。さらなる失点のピンチはGK大迫のキャッチで切り抜け、0-1のチリ1点リードで前半を終えている。
【得点者】
41分 0-1 プルガル(チリ)
【了】