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大迫敬介、同世代のGKたちの活躍を意識。「刺激を与えられるように」【コパ・アメリカ】

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

大迫敬介
大迫敬介【写真:舩木渉】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループステージC組第1節の日本代表対チリ代表戦が現地時間17日に行われる。今大会に臨む日本代表に招集されているGK大迫敬介が、若い世代のGK陣の競争について語った。

 大迫は2017年12月、東京五輪を目指すU-20代表の指揮官に就任した森保一監督のチーム立ち上げとなったタイ遠征に招集を受けた。「あのタイミングでなかなか試合に出ていない自分を呼んでくれたのはすごく嬉しかったですし、そういう意味ではちゃんと見てくれているんだなと思いました」と当時を振り返っている。

 その後はもうひとつ下の年代の代表でプレーしてきたが、今回はA代表に抜擢され、約1年半ぶりに再び森保監督のチームでプレーすることになった。「今シーズン(試合に)出て、クロスのところだったり自信だったりは2年前とは大きく違うので、良い意味で成功にできればいいと思います」と自身の成長をアピールしている。

 大迫はU-20ワールドカップ出場を目標としてきたが、キリンチャレンジカップとコパ・アメリカへの招集を受けたことで、先日までポーランドで開催されていた大会への出場は見送られることになった。U-20ワールドカップではポジションを争ってきた若原智哉がゴールを守り、エクアドル戦でPKをストップするなど好プレーをみせた。

「あっちでは若原が出ましたけど、そういう意味では僕に対してすごく刺激をくれました。僕もこっちでしっかりと、智哉に対してもそうですけど、刺激を与えられるようにじゃないですけど、結果がついてくるようなプレーをしたいと思います」

 同じ東京五輪世代では、トゥーロン国際大会で準優勝の成績を残したU-22代表でもGKオビ・パウエル・オビンナが活躍。「みんなが違うところで活躍していて、すごく刺激になります。どの環境でも良いパフォーマンスを出さなければいけないと思っているので、もしチャンスがあればですけど、良いパフォーマンスを出せるように」と大迫も活躍への意気込みを示している。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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