植田直通【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループステージC組第1節の日本代表対チリ代表戦が現地時間17日に行われる。DF植田直通が試合や大会に向けての心構えや見通しを語った。
「自分の人生でも何度出られるか分からないような大会だと思う」と植田はコパ・アメリカについてコメント。「南米の選手たちからすればこの大会にかける思いはすごく熱いし、そういうった本気の選手たちとやれる機会をすごく楽しみにしている」と語った。
「そういう選手たちに、どれだけ自分がやれるかを確かめにきた大会でもある。自分の成長がどこまで来ているのか。確認だけではなくて、この大会でもっともっと成長したいと思っているので、そういったことも含めて思い切りぶつかりたいなと思います」
初戦で激突するチリの主力となるFWアレクシス・サンチェスやMFアルトゥーロ・ビダルについては、「映像でしか見たことはないですけど、本当にすごい選手」と植田。特にサンチェスについて「すごく良い動き出しをしてくるだろうし、自分がそれを抑えることができればすごく自信にもなるので、今できることを全てやりたいなと思います」と対戦への意気込みを示した。
東京五輪世代が中心となる今回のメンバーの中で、24歳の植田は“オーバーエイジ”の立場となる選手の一人。リオ五輪で経験したものとは逆の立場となるが、「別にあまり難しいとは思っていないですね」とコメントしている。
「自分がリオ五輪のときは、オーバーエイジの人たちは難しいだろうなとは思っていましたけど、いざ自分がこの立場になってみれば、今までやってきたことをやるだけだと思う。今までやってきたことが認められたからこそ呼ばれたと思うので」と、自然体でプレーしつつチームに貢献したいという意識を強調した。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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