久保建英の日本代表初先発はあるか【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2019に参戦中の日本代表は現地時間16日、ブラジル・サンパウロ市内にあるモルンビー・スタジアムにおいてトレーニングを行った。
翌17日に初戦・チリ戦を控える日本代表。この日の練習ではランニング、ジョギング、ストレッチなどを行った。選手たちは真剣な表情ながらも時折笑みがこぼれ、程よい緊張感のようだ。練習は15分のみ公開で、非公開時にチリ戦に向けた戦術練習を行っていると思われる。
この日の会見で森保一監督は「このチームは3バックがベースになる」と断言。これまでA代表では4バックが基本フォーメーションで、先のキリンカップではオプションとして3バックを試していた。東京五輪世代が多い今回のコパ・アメリカでは3バックがまずは基準となる。
そうなると、フォーメーションは3-4-2-1になることが濃厚。DFは冨安健洋、植田直通、板倉滉。MFはボランチに柴崎岳と中山雄太、ウイングバックに杉岡大暉(左)と原輝綺(右)。2シャドーに中島翔哉と久保建英。1トップは前田大然というラインナップになるのではないか。
2シャドーは三好康児の可能性もあるが、キリンカップで及第点以上のパフォーマンスを発揮した久保を抜擢すると思われる。
フレッシュなメンバー構成となった森保ジャパン。A代表というよりは、五輪代表にオーバーエージを加えたととらえた方がわかりやすい。果たして明日はどのようなサッカーを見せてくれるのか。チリ戦は現地時間17日20時(日本時間18日8時)キックオフ。
(取材・文:植田路生【サンパウロ】)
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