アーセナルのルーカス・トレイラ【写真:Getty Images】
ミランは来季の中盤の補強ターゲットとして、アーセナルのウルグアイ代表MFルーカス・トレイラをリストアップしているという。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
現在23歳のトレイラはイタリアのペスカーラでデビューし、その後サンプドリアへ移籍。セリエAで2シーズンプレーしたあと、昨年夏に完全移籍したアーセナルでもレギュラーポジションを確保し、リーグ戦34試合を含む公式戦50試合に出場した。
だがミランの新監督就任が確実視されるマルコ・ジャンパオロ氏は、トレイラとの再会を強く望んでいるようだ。トレイラはジャンパオロ氏の率いたサンプで主力として活躍していた。
15日にサンプ監督退任が発表されたジャンパオロ氏は、ミランの監督就任に向けてクラブ首脳陣との会談を行い、その中で新戦力候補としてトレイラの名前も挙げられたという。すでにミランは同選手の関係者に打診も行ったとも伝えられている。
昨年夏にトレイラがサンプからアーセナルへ移籍した際には3000万ユーロ(約36億6000万円)が支払われたとみられているが、現在では4000万ユーロ(約48億8000万円)以上が必要になるとの見通し。コパ・アメリカ2019(南米選手権)で日本代表との対戦も見込まれるウルグアイ代表MFは、イタリアに戻る可能性もあるのだろうか。
【了】