ダビド・オスピナ【写真:Getty Images】
アーセナルからナポリにレンタルされていたコロンビア代表GKダビド・オスピナは、ナポリへ完全移籍することが確実となったようだ。イタリア『スカイ』が16日に伝えた。
現在31歳のオスピナは2014年からアーセナルに所属。ペトル・チェフのバックアップを務めていたが、昨年夏にはベルント・レノが新たに加入したこともあり、出場機会を求めてナポリへの移籍を選んだ。
ナポリではチャンピオンズリーグでグループステージ全試合にフル出場したほか、セリエAでもチーム最多の17試合に出場。だがアレックス・メレトが負傷から復帰して以降はやや出場機会が減少していた。
英紙『ザ・サン』などによれば、アーセナルとナポリとの間では、オスピナが公式戦25試合に出場した場合に買い取りオプションが自動的に行使される契約が交わされていたようだ。だが最終的にオスピナの出場数は1試合少ない24試合にとどまった。
それでもナポリは、オスピナの買い取りオプションを行使することを決めたと『スカイ』は伝えている。移籍金は400万ユーロ(約4億8800万円)とのこと。チェフが引退するアーセナルもオスピナの復帰を望んでいるとの報道もあったが、ナポリでのプレーを続けることになりそうだ。
オスピナはコロンビア代表でも不動の守護神であり、過去2大会のワールドカップでは日本代表とも戦った。現地時間15日に行われたコパ・アメリカ2019(南米選手権)初戦でもゴールを守り、リオネル・メッシらを擁するアルゼンチンを完封している。
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