田中碧【写真:Getty Images for DAZN】
フランスで開催されていた第47回トゥーロン国際大会は現地時間15日に決勝が行われ、全日程を終了した。準優勝の成績を残したU-22日本代表からは、川崎フロンターレ所属のMF田中碧が大会優秀選手の3位に選ばれた。
初の決勝進出を果たした日本は、準決勝までの4試合で15得点無失点と圧倒的な強さをみせていたU-22ブラジル代表と対戦。19分に先制を許したあと、39分には小川航基のゴールで同点としたが、1-1のまま90分間を終えてPK戦で敗れる結果に終わった。
大会最優秀選手にはブラジルのMFドウグラス・ルイス(ジローナ)、2位には同じくブラジルのDFリャンコ(ボローニャ)が選出された。3位には、5試合中4試合にフル出場して日本の準優勝に貢献した田中が選ばれている。
大会得点王は4ゴールを挙げたブラジルのFWマテウス・クーニャ(RBライプツィヒ)。グループステージ第2節のチリ戦でハットトリックを達成した旗手怜央(順天堂大)は1点差で2位タイとなった。また、U-22日本代表はこの大会のフェアプレー賞も受賞している。
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