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久保建英、レアル移籍は難しい決断「責任を持ってしっかりサッカーと向き合いたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
久保建英【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーへの移籍が発表された18歳の日本代表MF久保建英。15日にFC東京のオフィシャルサイトを通じてコメントしている。

 久保は「FC東京のファン・サポーターのみなさま、この度、レアル・マドリードに移籍することになりました。チームが首位をキープしている中、シーズンの途中でチームを離れることは難しい決断でした。ただ、自分で決めた以上は悔いの無いよう、責任を持ってしっかりサッカーと向き合いたいと思います。日本に帰ってきてから今まで、色々なことがありましたが、自分を成長させてくれたFC東京に関わるみなさんには、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」と、FC東京に関わる人々に向けて感謝の言葉を述べている。

 続けて「これから先は何が起こるかわりませんし、不安も少なからずありますが、FC東京で培ってきたもの、そして歩んできた日々が、自分の自信となり背中を押してくれると信じています。これからは、FC東京の久保建英ではなくなりますが、一人のサッカー選手として、温かく見守っていただけると嬉しいです」と、今後に向けて意気込みを語っている。

 かつてバルセロナの下部組織に所属し、将来を有望視されていた久保。しかし、バルセロナが未成年選手の獲得および登録違反による処分を受けたことに伴い、スペインでのプレー続行は不可能となった。2015年にバルサを退団して日本に帰国し、FC東京U-15むさしに加入している。

 2016年11月にはFC東京U-23の一員としてJ3の公式戦に出場し、史上最年少記録となる15歳5ヶ月1日でJリーグデビュー。2017年11月にFC東京とプロ契約を結び、昨年8月には横浜F・マリノスへの期限付き移籍を経験した。2018シーズン終了後、FC東京への復帰を果たしている。そして、FC東京での活躍を受けて日本代表にも招集された。エルサルバドル戦では印象に残るプレーを見せている。

【了】

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