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アーセナル、オーバメヤンに巨額の新契約提示へ。中国への移籍阻止図る

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
アーセナルのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 アーセナルは、中国のクラブからの関心が噂されるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを引き留めるため、報酬の大幅な引き上げを伴う新契約を提示することを決めたとみられている。英紙『ミラー』が伝えた。

 2018年1月にボルシア・ドルトムントから加入したオーバメヤンは、アーセナルで初のフルシーズンとなった2018/19シーズンもチームの得点源として活躍。プレミアリーグで22得点を挙げ、リバプールのモハメド・サラーおよびサディオ・マネと得点王の座を分け合った。

 だがそのオーバメヤンに対し、中国スーパーリーグ(CSL)の広州恒大と上海上港が獲得への動きをみせているとも噂されている。オーバメヤンが現在アーセナルで受け取っている報酬は週給19万ポンド(約2600万円)前後だとみられているが、中国クラブからは週給30万ポンド(約4100万円)が提示されているという。

 その差を埋めるため、アーセナルは今夏にオーバメヤンに新たな契約を提示する考えを固めたとのこと。3年半契約でアーセナルに加入したオーバメヤンの契約は残り2年となっており、その期間も延長することが見込まれる。

 またアーセナルは、オーバメヤンに次ぐチーム2位の得点数を記録したフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットに対しても新たな契約を準備しているという。現在の契約をあと3年残すラカゼットとの契約延長は急務ではないものの、バルセロナやアトレティコ・マドリーからの関心が噂されることもあり、現在のオーバメヤンの報酬額を上回る週給20万ポンド(約2700万円)前後を提示しての契約更改を試みるとみられている。

【了】

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