マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユは15日、ファン投票で選ばれるクラブのシーズンベストプレーヤー賞「オリンピアン・ドゥ・ラ・セゾン」に日本代表DF酒井宏樹が選出されたことをクラブ公式サイトおよびSNSで発表した。
投票はクラブのインスタグラムアカウントで行われていた。酒井は最終的に、2017/18シーズンの同賞受賞者でもあったフランス代表FWフロリアン・トバンを抑えてベストプレーヤーに選出された。
酒井は2018/19シーズンのマルセイユでリーグ戦27試合を含む公式戦32試合に出場。右サイドだけではなくチーム状況に応じて左サイドバックとしても貢献し、5月のトゥールーズ戦ではリーグアンでの自身初ゴールも挙げた。チームとしてはリーグ5位で来季の欧州の大会の出場権獲得を逃す悔しいシーズンとなったが、その中でも酒井の見せた奮闘は評価された。
「何よりも彼の戦う力がこのトロフィーの獲得に繋がった」とクラブは酒井を称え、「酒井宏樹は決して諦めない選手。その献身性と闘争心で(本拠地)ベロドロームのファンのお気に入りの選手となった。同じポジションではトップリーグ最高の選手の一人」と評している。
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