フランク・ランパード【写真:Getty Images】
マウリツィオ・サッリ監督のユベントス行きが濃厚になっている。しかし、その前にチェルシーは解決すべき問題があるようだ。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督が退任となったイタリア王者は、サッリ監督を後任に迎えることが確実となっている。イタリアメディアはすでに両者が合意済みと報じた。
しかし、サッリ監督は現在チェルシーの指揮官。チェルシーの次の監督が決まらないうちは、正式な発表とはならないものとみられている。
チェルシーはクラブのレジェンドであるフランク・ランパード現ダービー・カウンティ監督の招へいに動いているところ。『スカイ・スポーツ』によると、まだチェルシーは正式なアプローチをしていないものの、ダービー側は指揮官の引き抜きに補償金として400万ポンド(約5億5000万円)の支払いを要求する構えだという。
ランパード監督は、ダービーとの契約が残り2年。現在の職を辞任して他のクラブへ行く場合は、350万ポンドを支払うという条件が契約書に記載されているという。その新天地がチャンピオンズリーグ出場クラブの場合は、400万ポンドになるようだ。
チェルシーは1年前に招へいしたサッリ監督を手放してレジェンドに指揮を任せるのか。ランパード監督の去就は、イタリアでも注目を集める形となっている。
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