FC東京の久保建英【写真:Getty Images for DAZN】
J1のFC東京に所属する18歳の日本代表MF久保建英は、スペインのレアル・マドリーへ移籍することが決定した。マドリーからの発表に続いて、FC東京側からも正式発表が行われている。
マドリーは久保がBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャに加入することを14日にクラブ公式サイトで発表。やや遅れる形で、FC東京からも公式サイトおよびツイッターで発表が行われた。
「このたび、久保建英選手がレアル・マドリード(スペイン)へ完全移籍することが決定しました」とFC東京は述べている。コパ・アメリカ2019(南米選手権)に出場する日本代表の一員としてブラジルへ向かった久保からのコメントは、後日改めて公式サイトに掲載するとのことだ。
バルセロナの下部組織でプレーしていた久保は2015年に帰国し、FC東京U-15むさしに加入。翌年にはFC東京U-18に昇格するとともに、トップチームにも2種登録され、J3のFC東京U-23でJリーグ史上最年少となる15歳5ヶ月1日でのデビューを飾った。
2017年にはルヴァンカップでトップチームデビューを飾り、11月にJ1にもデビュー。横浜F・マリノスへの期限付き移籍から戻った今季はFC東京でレギュラーに定着し、リーグ戦13試合に出場して4ゴールを挙げるなどの活躍でチームの首位快走に貢献していた。
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