マルタ【写真:Getty Images】
FIFA女子ワールドカップ2019グループC第2節、オーストラリア女子代表対ブラジル女子代表が現地時間の13日に行われた。試合は3-2でオーストラリアが勝利し、今大会アジア勢で初めて勝利を収めた。
5大会連続出場となったブラジル女子代表FWマルタが、この試合の27分にPKで1点を奪った。これにより、男女通じて史上初となる5大会連続のゴールとミロスラフ・クローゼ氏に並ぶ通算16得点目を記録した。
マルタは2003年に初めてワールドカップに出場。当時17歳ながら、通算3得点をあげた。続く2007年大会では7得点で大会得点王に輝き、チームの準優勝に貢献。その後も得点を重ね、前回大会までに15得点を記録し、女子ワールドカップでは通算最多得点となっていた。さらに、昨年にはFIFA最優秀選手にも選ばれた。
また、母国のレジェンドであるペレ氏は3大会でワールドカップ通算12得点、ロナウド氏は2大会で同15得点だった。大会連続ゴールでいうと、ペレ氏、ウーヴェ・ゼーラー氏、クローゼ氏、FWクリスティアーノ・ロナウドが4大会連続。MF本田圭佑が3大会連続と続く。
ブラジル代表のエースが数字の上で母国ブラジルのレジェンド達のみならず、世界のレジェンド達をも超えた。
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