日本代表【写真:田中伸弥】
コパ・アメリカ2019に参戦する日本代表は現地時間13日、開催地ブラジルでの初練習を行った。
前日の夜にグループリーグ初戦・チリ戦の行われるサンパウロに入ったばかりの選手たちは、地元の日本人学校の生徒ら約750人が見守る中、公開練習に臨んだ。内容はランニングやロングパスなど、移動からのリカバリーも兼ねた1時間ほどの軽めのものとなった。
ただ、負傷を抱えているMF渡辺皓太とDF菅大輝は別メニュー調整に。それぞれ違った内容のトレーニングをこなしていたが、終盤にはダッシュなど強度の高い運動も入れていた。森保一監督は「試合には起用できる状態と聞いている」と、2選手が軽傷であることを強調し、コパ・アメリカ本番での起用に影響がないとの見方を示した。
練習前には地元の日本人学校の生徒たちや、地元の子どもたちとの記念撮影で選手たちもリラックスした表情を見せていた。14日からは非公開練習で大会2連覇中のチリと激突する初戦に向けてチーム作りを進めていく予定となっている。
(取材・文:舩木渉【ブラジル】)
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