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左から中山雄太、渡辺皓太、柴崎岳、伊藤達哉、中島翔哉【写真:Getty Images】
3 中山雄太
1997年2月16日生まれ(22歳)☆東京五輪世代
所属:PECズウォレ
2018/19シーズンリーグ戦成績:4試合出場0得点
今年1月に柏レイソルからオランダ1部のPECズウォレに移籍し、リーグ戦4試合に出場した。柏時代はセンターバックのイメージが強いが、東京五輪世代ではセントラルMFとしても高い能力を示している。左利きでビルドアップ能力に長け、リーダーシップも兼ね備える現体制の中心選手だ。
6 渡辺皓太
1998年10月15日生まれ(20歳)☆東京五輪世代
所属:東京ヴェルディ
2019シーズンリーグ戦成績:11試合出場1得点
今回のコパ・アメリカ出場メンバーの中で、唯一のJ2クラブ所属選手。小柄ながら運動能力が高く、相手の懐に素早く入り込んでのボール奪取や、クイックネスを生かしてのドリブル突破やパス交換といった多彩な武器を持つ。東京五輪世代のU-22代表ではセントラルMFが主戦場になりそうだが、シャドーの一角に据えても面白い存在になりそう。直前の試合で負った怪我の状態が心配されたものの、無事にブラジル入り。
7 柴崎岳
1992年5月28日生まれ(27歳)
所属:ヘタフェ(スペイン)
2018/19シーズンリーグ戦成績:7試合出場0得点
A代表の中盤で攻撃のタクトを振るう司令塔。所属するヘタフェでは散発的な出場機会にとどまったが、森保ジャパンでは不動の存在。アジアカップでは準優勝で悔しい思いをした。新シーズンへのアピールの意味でも、また日本サッカー界を引っ張っていくリーダーとしてもコパ・アメリカで存在価値を大いに示したい。
8 伊藤達哉
1997年6月26日生まれ(21歳)☆東京五輪世代
所属:ハンブルガーSV(ドイツ)
2018/19シーズンリーグ戦成績:14試合出場0得点
ハンブルガーSVでブンデスリーガ2部に臨んだ2018/19シーズンは、得点もアシストもなく不完全燃焼。昨年9月にA代表招集を受けているが、出番を得られていなかった。ドイツでプロになり、着実に階段を登ってきたドリブラーは、ブラジルの地で真価を森保一監督に示せるだろうか。
10 中島翔哉
1994年8月23日生まれ(24歳)
所属:アル・ドゥハイル(カタール)
2018/19シーズンリーグ戦成績:13試合出場5得点(ポルトガル)、7試合出場1得点(カタール)
日本代表攻撃陣を引っ張る絶対的支柱となりつつある。ワールドクラスのドリブル突破から放たれる強烈なシュートは、どんな時も相手の脅威となるだろう。カタールでの日々も充実しているようで、プレーのキレは増すばかり。コパ・アメリカでも笑顔でボールと戯れる姿が見たい。