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レアル、6月ですでに補強総額“新記録”。C・ロナウドやカカー獲得の2009年超え

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
レアル・マドリー【写真:Getty Images】

 夏の移籍市場で積極的な補強を進めているレアル・マドリーは、6月前半というこの時期ですでに補強総額のクラブ新記録を更新した。スペイン紙『マルカ』や『アス』が伝えている。

 12日には、リヨンからフランス代表DFフェルラン・メンディを完全移籍で獲得したことがクラブから発表された。エデン・アザール(チェルシーより)、ルカ・ヨビッチ(フランクフルトより)、エデル・ミリトン(ポルトより)、ロドリゴ・ゴエス(サントスより)に続いてこの夏5人目の補強となる。

 各選手の移籍金は公表されていないが、報道によればアザールは1億ユーロ、ヨビッチは6000万ユーロ、ミリトンは5000万ユーロ、メンディは4800万ユーロ、ロドリゴは4500万ユーロだとされている。5人の合計は3億300万ユーロ(約371億円)という計算だ。

 移籍市場をまだ2ヶ月以上残したこの時点で、補強総額はクラブ史上最高額を更新したとのこと。クリスティアーノ・ロナウドやカカー、カリム・ベンゼマ、シャビ・アロンソなどを獲得した2009年夏の補強総額を大きく上回った。

『アス』によればマドリーがC・ロナウド獲得時に支払ったのは当時のサッカー界新記録となった9400万ユーロ。カカーは6000万ユーロ、ベンゼマは3500万ユーロ、X・アロンソは3450万ユーロだった。その他ラウール・アルビオル、アルバロ・ネグレド、アルバロ・アルベロア、アントニオ・アダンの獲得費用も含め、2009年夏の補強総額は2億5850万ユーロ(約316億円)だったとされている。

 今夏にはさらにマンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバの獲得なども噂されているマドリー。補強総額はさらに膨らむ可能性もあるかもしれない。

【了】

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