マリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントに所属するMFマリオ・ゲッツェのアーセナル移籍の可能性は低くなったようだ。英メディア『ミラー』などに現地時間の13日に報じた。
ドルトムントの下部組織出身のゲッツェはMF香川真司やFWロベルト・レバンドフスキらとともに、2010/11シーズンからブンデスリーガ連覇に貢献。その後、2013年にバイエルンへ移籍するも、2016年からはドルトムントに復帰している。今季のゲッツェは公式戦34試合に出場し、7得点7アシストを記録している。
そんなゲッツェにアーセナルが獲得に興味を示していた。同クラブは2011年にもドルトムント側にゲッツェ獲得オファーを出していたが、断られていた。ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーをユベントスに放出したアーセナルは中盤の補強を目論んでいる。
一方、ドルトムントはレバークーゼンからドイツ代表MFユリアン・ブラントとボルシアMGからベルギー代表MFトルガン・アザールを獲得した。同メディアによると、ゲッツェは指揮官リュシアン・ファーブルの構想から外れているという。
だが、ドルトムントのゼネラルマネージャーを務めるミヒャエル・ツォルク氏はゲッツェと契約更新することを望んでいるという。同氏はドイツ紙『ビルト』のインタビューで「マリオ・ゲッツェはトランスファーリクエストを我々に提出していない。我々はマリオの父親やアドバイザーと良い関係にあるよ」と話し、ゲッツェのアーセナル移籍の可能性は低くなったようだ。
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