グループC
ルイス・スアレス(ウルグアイ)とアルトゥーロ・ビダル(チリ)【写真:Getty Images】
ウルグアイ◎
チリ◎
エクアドル▲
日本×
南米屈指の2トップを擁するウルグアイと、2連覇中のチリが、このグループを牽引することになるだろう。
ドイツワールドカップ終了後に再登板したオスカル・タバレス監督は、ウルグアイ代表を約13年指揮。昨年のロシアワールドカップに続いて、ルイス・スアレス、エディンソン・カバーニの南米屈指の2トップが選出されている。最強2トップに加え、中盤にはルーカス・トレイラなども擁するウルグアイは、優勝を狙える位置にいるだろう。
3連覇を目指すチリは、中盤にアルトゥーロ・ビダルが君臨しており、出場が危ぶまれていたエース・アレクシス・サンチェスも、初戦には間に合う見込みとなっている。持ち前のハードワークに、初戦で戦う日本も苦戦することになるだろう。
チリ、ウルグアイの2強に対し、エクアドルは勝機を掴めるか。33歳のアントニオ・バレンシアは健在。日本戦への勝利が、グループステージ突破に向けては必要になるだろう。
22歳以下の東京五輪世代18名を選出した日本代表は、厳しい戦いを強いられることになるだろう。昨年発足した森保ジャパンで継続的に出場しているのは、冨安健洋、柴崎岳、中島翔哉のみ。久保建英ら若手選手がこの大会を飛躍の契機にできるかどうかは注目だが、グループステージ突破は難しいと言わざるを得ない。
【了】