グループB
リオネル・メッシ(アルゼンチン)とハメス・ロドリゲス(コロンビア)【写真:Getty Images】
アルゼンチン◎
コロンビア◎
パラグアイ▲
カタール▲
力関係を見ると、アルゼンチンとコロンビアのノックアウトステージ進出が有力と見る。
リオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ、アンヘル・ディ・マリア、パウロ・ディバラら、豪華な攻撃陣を揃えるアルゼンチン。前線に比べて、守備陣には不安を抱えるが、グループBの対戦国を考えれば、突破は確実と言えるだろう。
アルゼンチン同様、コロンビアの突破も問題ないだろう。ラダメル・ファルカオ、ハメス・ロドリゲス、フアン・クアドラード、ダビド・オスピナらを揃えたコロンビアは、攻守のバランスという意味では、アルゼンチンに勝るとも劣らない。両者が相まみえる初戦は注目のカードとなるだろう。
パラグアイもチャンスがないわけではない。ロシアワールドカップ本大会への出場権は逃したものの、南米予選ではアウェーでコロンビアに勝利を挙げている。今年戦った4試合の親善試合で挙げた勝利はグアテマラ戦のみと、芳しくない結果だが、初戦のカタール戦に勝利を挙げることができれば、グループステージ突破のチャンスは生まれるだろう。
招待国として出場するカタールは、今年2月にアジアカップで韓国、UAE、日本を次々と撃破して初優勝。2022年の自国開催のワールドカップに向けた、長年に渡る強化が身を結びつつあるカタールは、今大会のダークホース的存在になるかもしれない。
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