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コパ・アメリカ開幕直前、グループステージ展望。日本代表は突破可能? ブラジル代表は奪還なるか?【編集部フォーカス】

コパ・アメリカ2019(南米選手権)が現地時間14日に開幕する。東京五輪世代18名を選出した日本代表や3連覇を目指すチリ、2大会連続準優勝のアルゼンチン、4大会ぶりの覇権奪回に燃えるブラジルなど、優勝を狙う強豪国は、どのような結果となるのだろうか。フットボールチャンネル編集部では、各グループの展望を記す。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

グループA

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ブラジル代表のフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

ブラジル◎
ペルー〇
ベネズエラ〇
ボリビア×

 開催国ブラジルが入るグループAは、1強3弱に近い状況となっている。

 ブラジルはエース・ネイマールを故障で欠くものの、ノックアウトステージ進出はほぼ間違いないとみられる。ただ、決勝まで戦うとなると、6試合を24日間で戦う過密日程。2試合でグループステージ突破が決まれば、3戦目にベテラン選手を休ませることもできる。これが、最終的な結果を左右することになるかもしれない。

 昨年、9大会ぶりにワールドカップに出場したペルーが、グループリーグを突破する可能性は高い。今年の親善試合では、パラグアイ、コスタリカといった中南米の中堅国に勝利を挙げている。初戦のベネズエラ戦に勝つことがグループリーグ突破に向けた最重要ミッションになるだろう。

 このグループの中で、ベネズエラは不気味な存在だ。今年に入ってから親善試合で米国、アルゼンチン相手に勝利を挙げており、コパ・アメリカでもダークホースになれる存在だ。ペルー同様、初戦のペルー対ベネズエラが、グループステージの結果を大きく左右するだろう。

 グループAにおいては、ボリビアのグループステージ突破は厳しいかもしれない。今年就任したエドゥアルド・ビジェガス監督のもとで4戦戦い、未勝利。3月のアジア遠征では韓国と日本と対戦し、ともに0-1で敗戦している。ノックアウトステージ進出への望みは3位での突破か。ブラジルは厳しいとしても、ペルー、ベネズエラのいずれかに金星を取れれば、突破の可能性が生まれるかもしれない。

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