ロメル・ルカク【写真:Getty Images】
EURO2020予選I組第4節、ベルギー代表対スコットランド代表が現地時間の11日に行われた。試合は3-0でベルギー代表が勝利した。
前半ATと57分にFWロメル・ルカクがゴールを奪うと、後半ATにMFケビン・デ・ブルイネがゴールを決め、ベルギーが3-0で勝利となった。この試合でフル出場を果たし2ゴールを決め、チームの勝利に貢献したルカクがスコットランド代表指揮官スティーブ・クラークへ謝罪したという。
クラークは2012年にWBAの指揮官に就任。だが、成績不振で翌年に解任された。その当時、ルカクはチェルシーからの期限付きでWBAに加入し、1年間プレーしていた。ルカクは現スコットランド指揮官からWBA時代に直接指導を受けていた。
12日付の英メディア『ミラー』によると、クラーク指揮官はインタビューで「私は彼とスタジアムのトンネルでハグをした。彼はゴールに関して謝っていたよ。ロメルはファンタスティックなキャラクターだ。彼との仕事は楽しかった。彼は私と一緒にいた時は若かった。それから彼は成長した。彼は数々のプレミアのビッグクラブでプレーした強いゴールスコアラーだよ」と話したという。
ルカクは1年間指導を受けた恩師に対して、感謝の意味を込めて謝罪をしたのかもしれない。
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